香港三級片ヲセメロ
身体を洗う時に、夏限定で使用するクールシャンプーで誤って身体を洗ってしまいお金玉がスースーしちゃってイテイ、レネリーです。
香港三級片というのはご存知ですか?
三級片とは、簡単に説明すると日本でいうR18+という感じです。
カテゴリーIIIとも言われています。
海外ではかなり人気のある香港三級片ですが、代表的なものでいえば、やはり「八仙飯店之人肉饅頭」を筆頭に未だ海外では熱烈なファンが多い印象です。
Blu-ray化やリマスターされることもしばしありますからね。日本でもやって欲しいんですが、なかなか難しいみたいです。詳しいことは知らないですが、香港映画って権利高いんですよね。
2000年初頭は、J.V.D.(ジェイブイディー)という悪名高き配給会社が積極的にリリースしていたのですが今では廃盤でなかなか手が出せないものも少なくありません。
八仙飯店の一作目はVHSではアルバトロス、
DVD版はJVDで、その後の2作目、3作目もリリースしていました。というか、続編ではないんですけどね。笑
小ネタですが、八仙飯店がヒットしたことからグロは売れる!と意気込んだアルバトロスがタイトルだけで人肉を食べる映画と勘違いして配給したら全然違ったけどヒットした映画が「アメリ」だったみたいな話有名ですよね。
実は買い付け予定だった映画に抱き合わせたオマケとしてつけられて、結果的に儲かったみたいな話もありますが…。
そんなカテゴリーIII作品ですが、円盤化されていないもの、日本未上陸のものがたくさんあります。
当時八仙飯店〜が大ヒットしたことから香港映画市場はスプラッター映画が大量生産された時期があります。
ジャッキー・チェンやジェット・リーなどのヒット作を沢山生み出した大手映画会社であるゴールデンハーベストでさえ、八仙飯店〜みたいな映画を作ってくれ!という要望を出す始末…。
それで誕生したのが、アンソニー・ウォンとハーマン・ヤウの「エボラシンドローム」だったりします。
初めて見た時、ゴールデンハーベストってこういう映画も配給してたんか!と驚いたくらい。
本当に数えきれないほど香港映画市場は悪趣味な映画が大量放出。
香港映画特有の持ち味を活かした作風にプラスされたスプラッター要素は海外では未だに大人気な訳です。
日本でなぜウケないのか?という疑問に関しては、「知らねえ」の一言に尽きます。
そこら辺の日本映画より全然面白いんですけどね。
元々香港映画はカンフー映画を除くとそこまで人気がないのが現状。
絶妙なくだらなさと雑さが当時の香港映画の持ち味だったりしますが、日本人の気難しい性格には合わないんでしょうね。
スーパークレイジー極悪列伝と題し、一時期は八仙飯店とエボラシンドローム、そして幻の作品と言われていたタクシーハンターが日本でリリースされましたが、あれ以降カテゴリーIII作品は日本で動きがないのが悲しい…。
そんなこんなで数ヶ月前に仕入れたビネガーシンドローム社からリリースされた「made in 香港 Vol.1」と題し、カテゴリーIII作品の3作品がセットになったBlu-rayBOXが発売されました。
それらに収録された作品はどれもこれも日本未上陸。
情報量も極めて少なく、日本で鑑賞したことある人って多分100人もいないんじゃないかってくらい超マニアックな作品達です。
これら全ての作品に八仙飯店〜でお馴染みのアンソニー・ウォンが主演、出演してます。
今では大手俳優であるが、当時の仕事を選ばない(悪い意味ではない)彼の活動スタイルはとても好感持てますね。
そんな彼のこの世で1番嫌いな映画は八仙飯店みたいですが…。
特に個人的に必見なのが、「山狗 1999」
何種類かポスターデザインあるんだけど、これ酷くない?笑
下の切り抜き画像が唯一の20秒くらいの超ソフトな濡れ場シーンから4枚も切り取ってるよ…。
エロで売ろうとしたパターンっすね。香港映画らしい。
ちなみにその濡れ場で登場するアンソニーとその嫁役のFan Yeungは八仙飯店2で共演してますね。
山狗はデッドリーキャンプという作品で、香港版キャンプスラッシャームービーです。
包帯巻いた精神異常者の家族が、キャンプしに訪れた若者達をチェーンソーを振り回して追っかけるというそんな感じの映画。
カメラワークとか不気味さが意外と優れており、
世界的評価は著しく悪いけど、個人的にはかなりイカす映画だなと思います。
本当にありきたりなんだけど、その先にある香港映画らしさと、スピード感が凄くいいんですよね。
ビジュアルも、登場人物達も、バカバカしい映画なんだけど、それが良い味になってるなって感じがします。
詳しくは近日中にTikTokなどでご紹介します。
その他、2作品も随時紹介予定です。
エロティックなものもあるから、もしかしたら投稿できないかもだが…。
乞うご期待。
活動初期の頃みたいに、
久々に毎日投稿頑張ってみたいな…。
Super,
lenely