円盤離れ
正月ムードもすっかりと無くなり…
というか、2024年に差し掛かってから日本でいろんな事が起きてて、とても良いスタートとは言えない気もするけどね。
昨年10月に開催したイベントに向けて製作した自主販売のDVDを会場だけでなく、通販でも購入して頂いたりと何かと映画を紹介するだけでなく、円盤を手に取るという楽しさを密かにススメている僕ですが、このお休み期間中にあるYouTubeの動画でこんなコメントを見つけました。
"DVDで映画を観るっていうのがもう懐かしく感じる。"というコメント。
近年、TSUTAYAやゲオがかなり減り、僕のように買って観る派はさておき、レンタルをするという文化も円盤という文化そのものが怪しくなっている事実は多少たりとも感じてました。
ただ、僕は映画好きだけでなく、円盤収集も大好きです。だからこそ、基準がいつも僕や僕の周りにいる円盤を買う人たちの目線になるから、円盤に対する一般的な目線に関しては凄く疎い方だと思います。
なんだかこのコメントを見て、今の時代では本当に円盤っていうのは古い価値観になってしまったのだなと痛感…。
別に悲観的な気持ちでも無いですし、そのコメントに対して怒りや不満があるわけでないです。それぞれの価値観ですからね。
別に見栄を張るつもりもないですし、それでお金儲けをしようなんて考えてもなかったので割り切ったお話になりますが、実はイベント時も思ったほど売れなかったんですよね。値段というより、円盤自体持ってても仕方ないって感じなんだと思います。
円盤でしか楽しめない事って、両面のパッケージ、帯、付いていればアウターケースやディスクデザイン、配給会社はどこのやつで〜…とかプレイヤーにディスクを入れて特徴的な配給会社の注意テロップからオープニング、メインメニューのデザイン、特典映像など…
本編を見つつもジャケットを眺めるあの楽しさは僕の中では今でも健全です。
そこで、円盤を販売するにあたり、ここでしか手に入らないレアな映画っていうことに焦点を当てました。
円盤を手にする理由になるし、パッケージもこだわって作ったつもりです。
でもね、デジタル配信の方がお手軽で高画質、場所を取らないし観る時に手間もかからないっていう文化には円盤は勝てないんですよね。
とある配給会社さんの方とお話をする事があるのですが、今の時代は円盤は売れないし、映画館で上映するのも利益にならない。だから、デジタル配信で済ませてしまう会社も出てきてるし、このまま続けば円盤も映画館も危ういんです。という事を聞いた時は何とも言えない気持ちになりました。
漸く初Blu-ray化された商品も値段設定が高かったり、買う側からしたら不満ですよね。僕も不満です。笑
でも自分で権利回収して販売してわかったのが、そうしないとただのボランティアになってしまうからなんですよね。本当に権利って高いんです。物によりますけど。
あと日本に関しては、権利元を別々にしすぎてややこしくなってしまってるのは事実です。
ソフト版とテレビ放映版で吹き替えが違い、それを挿入するにしろまた権利問題。金です。
兎も角にも、円盤がなくなるまでずっと収集家です。
観るだけじゃなくて手に取るという楽しさをもっと知ってほしいですね。NO REASONの製作も頑張ります。
皆さんは円盤に対して、どういう観点をお持ちでしょうか?
昨日ブックオフでいい物ゲットしましたよ。
イップマンとかSPLのウィルソン・イップ監督初期頃の作品「香港ゾンビ」のセル版!
実はずっと探してたんですが、漸くゲットしました。
多分、今度紹介します。
Super,
lenely