無料
無料っていいですよね。
善意ある"サービス"は本当に感謝だし、信頼関係があるから成立する者だと思ってます。
一方で、それとは真逆の無料って「卑怯」という名の邪悪なものだと思ってます。
ありがたい事に、サブスクリプションに登録して頂いたいる一部のファンの方もいらっしゃいます。
ただ、そのサブスクって僕から還元できるものが全然ないので、個人的にイベント限定品を贈呈したりと僕なりの"サービス"で恩返しをしてます。
配信もレンタルもない映画を紹介してると、コメントでよくあるのが「この映画はどこで見れますか?!」というコメント。
または「どこのサブスクで見れますか?」というコメント。
この二つの違いってわかりますか??
前者はそもそもお金なんて払うつもりがない「卑怯者」
後者は少なからず違法な手口を使わず対価を支払った上で鑑賞を希望する者。
この無料についてなぜ話すのかって疑問ですよね。
ちょっと長くなると思いますが、レネリーとしての活動内での記録という意味と、話のネタとして。笑
以前にある映画のお仕事で出会った人のお話です。
大前提でお話するのですが、ライブ配信を観てくれてる人は特にわかると思いますが、僕は今も微塵も自分が優れた者とも思ってませんし、売れた、有名になれたとは思ってません。
その方は、映画を紹介して欲しいと僕にお願いしてきました。その映画は極めて低予算で制作された作品で、おそらくですがギャランティを払える余裕なんて無いんだろうなという感じでした。
ギャラは当然無し、返礼品もあるか無いかわからないけど…条件です。
正直ここは問題ではありませんでした。"その時は"
先ほどもお話ししたように、「無料」というのは信頼関係が築けていることが前提で成立するものだと思います。僕は基本的に頂いたお仕事や案件はお断りすることは滅多にありません。自分のスタイルやコンセプトに合わないと判断した場合のみ、お断りする事はありますが…。
ご依頼された方とは、今後も何かでご一緒できたらなと思う反面で、ちょっと怪しさと虚言癖がある予感はしてました。具体的な話はここではしません。
それでも折角の出会いです。僕は喜んで引き受けました。
ただコチラの条件は以下の通り。
・活動はTikTokなどの動画配信だけではないので、ギャランティが発生する案件も立て込んだりしている場合は優先度は低くなる。
・それでもどこかのタイミングで必ず紹介させて頂く。
これだけです。
当たり前です。皆さんからは僕の活動がどう見えてるのかはわかりせんが、既に僕の活動が仕事として成立してしまっている以上、お金を貰ってる以上、蔑ろにする事はできません。
その条件を提示し、ご依頼された方も「タイミングは任せる。むしろ映画が気に入らなければ紹介しなくても構わない。」との事でした。
それでも約束は約束です。必ず紹介しようと思っておりました。
現在、イベントの仕込み、案件が10件以上、DVD生産及び販売、TikTok規制問題とやる事山積みです。
お金が発生してる以上「もっと優先することがたくさんある。」という状況です。
その他にも僕の会社での仕事もあります。会社を守らないといけません。
時間は無限ではありません。でも約束は約束です。
その貴重な時間を割いて、映画を鑑賞。
どこかのタイミングで紹介しようと思ってました。
正直遅くなってしまったなと勝手に罪悪感に駆られてました。
その映画の紹介動画の撮影が終わり編集中でしたが、つい先日。
何の連絡も催促も無く、紹介してくれないからという理由で全SNSのフォロー解除及びブロック。
訳がわからない。
非常識すぎませんか。
僕の時間って無料に相応するものですか。
ボランティアじゃないのですよ。
その人もその映画も全然注目されてないし話題にもなってない理由がわかりました。そんな人の映画、誰が応援したいのですか?僕には到底理解できません。
仲良い訳でも、信頼関係を築けていた訳でも無く、
ただ偶然お仕事をご一緒して、極端に有名って訳ではないけど宣伝力や影響力がある「レネリー」というブランドを利用しようと、良いように言葉並べて近づいて、思い通りにならないから突き放す。
正直言いましょう。
そんな人が僕の前からいなくなっても、屁でもないです。
自分は金持ちで人脈あるから凄いもの作ろうと思えば作れるって自信満々に言ってました。
あっそ。作ればいいじゃん。
なんだかとても気の毒だなと。
その人1人で映画のイメージも悪くなるし、関わった人達が可哀想です。面識もありませんし、あくまで映画を観ただけですが、他の方は心の底から応援してます。
って感じです。
少なくとも僕の人生に不必要なモノです。
…みたいな事がありまして、
無料について深く考えながらお風呂に浸かり、このブログを入力してます。笑
映画人生で人を軽蔑するような心境になったのは初めてです。
結局は人ですよね。僕は信頼関係があればノーとは言いません。
例えば、日頃から僕を応援してくれて、僕のファンである人が映画を作って「紹介して欲しい」と言われれば紹介します。ギャラとか見返りなんて重要じゃない。それは僕のファンであるという信頼関係が築けているから成立する訳ですよね。
なんか変わったなとか天狗になってるって思う人もいると思いますが、もし僕がそんなふうになってたらファンの方から来るメッセージに返信しませんよ。有名でもない人とはお仕事しませんよ。
人のことを格付けなんかした事一度もありませんが、時々理不尽なしっぺ返しを食らって、優しくしたことを後悔する時があります。それもまた人生。笑
僕も感情ある人間であり、完璧ではないです。
正直者が勝者です。
真っ当に生きるために今日もまた頑張ろうと思います。
皆さんいつもありがとう。
SUPER,
lenely